本 岡檀 『生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある』




・研究の発端は、戦争被害者(抑留されたり慰安所へ送られた人々)の体験について
 聞き取り調査を行ったところ、徐々に癒やされた人といつまでもトラウマに苛まれ続けている
 人との違いは、戻って来た人々を周囲の人間がどのような態度で向かい入れたかによって、
 苦しみの度合いが大きく違っていたことによる。

・内閣府の白書によれば、日本人の自殺の動機でもっとも多いのが「病苦・健康問題」、
 ついで「生活苦・経済問題」、これら二つで70パーセントを占めている。自殺の動機とは
 すなわち、自殺危険因子でもある。

・調査により、自殺の少ない町ではそもそも自殺危険因子が少ないという仮説は成り立たない
 ことがわかった。そこで第二の仮説「自殺予防因子」が存在するのではないか、と
 考え調査を行った。

・他の類似組織の多くは閉鎖的構造を作り上げ、メンバーの均質性を高めることによって
 統制という機能を強化している。これに対し「朋輩組(ほうばいぐみ)」は、
 ミニマムルールによって弾力性の高い構造を維持し、開放的で風通しがよく、
 来るものは拒まず、去るものは追わない。その結果として、メンバーたちの組織に
 対する考えやかかわり方、忠誠心などは十人十色となっているのだが、
 あえてそれらを是としている様子がうかがえるのである。

・確かに海部町では、主体的に政治に参画する人が多いという印象がある。
 自分たちが暮らす世界を自分たちの手によって良くしようという、
 基本姿勢があるように感じられる。その分、行政に対する注文も多く、
 ただしいわゆる「お上頼み」とは一線を画している。(中略)

 では、住民の半数以上が政府に対し無力感を抱えているというA町ではどうか。
 住民や行政担当者に聞いて回ると、A町では「お上頼み」の傾向が非常に強いという。

・「病、市に出せ」

 「病」とは、たんなる病気のみにならず、家庭内のトラブルや事業の不振、
 生きていく上でのあらゆる問題を意味している。そして「市」というのは
 マーケット、公開の場を指す。(中略)同時のこの言葉には、やせ我慢をすること、
 虚勢を張ることへの戒めがこめられている。

 悩みやトラブルを隠して耐えるよりも、思い切ってさらけ出せば、妙案を授けて
 くれる者がいるかもしれないし、援助の手が差し伸べられるかもしれない。
 だから、取り返しのつかない事態にいたる前に周囲に相談せよ、という考えなのである。

・地縁血縁の薄い人々によって作られたという海部町の歴史が、これまで述べてきた
 独特のコミュニティ特性の背景にあると言いたいのである。

・つまり、話題(いじめの対象に対する噂や批判)が盛り上がろうとするときに、
 水を差す、話の腰を折る者が集団Bにはいるのである。考えようによっては
 かなりKYな-空気を読まない人たちであるが、こうした人々のことを、私は
 ひそかに「スイッチャー(流れを変える人)」と呼んでいる。

 集団が同じ方向を向き、一気にその方向へ進む。こうした状態は力を集約し
 増幅させていくには有効だが、ネガティブな方向にも同様に作用する。
 インターネット上で、ある対象への誹謗中傷が殺到する状態-いわゆる
 「炎上」がその典型といえよう。まさにネット「炎上」は、水を差して
 クールダウンさせる者が不在であること、群衆が一気に同じ方向へと
 雪崩を打って進むことによって起こる。その意味において、集団は均質であるより、
 異分子がある程度混ざっているほうがむしろ健全といえるのかもしれない。

・弱音を吐かせるリスク管理術
 1. まず助けを求める人たちの受け皿を用意する。
 2. その受け皿がきちんと機能し、良い結果が得られたと成功体験が
   共有される。
 3. 助けを求める行動(援助希求)自体が肯定的にとらえられるメッセージを
   社会が発信する。
 4. これらを言葉でなく態度、実践によって人々に訴える。

・海部町の人は、他地域の人に比べ、世事に通じている。機を見るにつけ敏である。
 合理的に判断する。損得勘定が早い。頃合いを知っていて、深入りしない。
 このほかに愛嬌がある、という表現を用いた人がいたが、これは言い得て妙であって、
 私も同感だった。(中略)

 海部町の人々は、人間の「性」や「業」をよく知る人々である。

・「いかにしてこの世から自殺を減らすか」という命題には、頭を抱えてしまう
 人もいるかもしれないが、「どのような世界で生きたいかと思うか」という
 問いかけに対しては、自分なりの答えを必ず出せるはずである。

・自殺希少地域である海部町では、隣人とは頻繁な接触がありコミュニケーションが
 保たれているものの、必要十分な援助を行う以外は淡白なつきあいが維持されている
 様子が窺えた。
 対する自殺多発地域A町では、緊密な人間関係と相互扶助が定着しており、
 身内同士の結束が強い一方で、外に向かっては排他的であることがわかった。
 
 二つのコミュニティを比較したところ、緊密な絆で結ばれたA町のほうが
 むしろ住民の悩みや問題が開示されにくく、援助希求(助けを求める意思や行動)が
 抑制されるという関係が明らかになった。

・海部町は他との比較で自分が「幸せ」と感じている人の割合が一番低く、
 「幸せでも不幸せでもない」と感じている人の割合が一番高い。

・コミュニティの中で、住民たちが多少の我慢や犠牲を引き受ける代償として、
 のちにより大きい見返り-たとえば危機回避など-を手に入れる処世術、
 つまり「損得勘定」が海部町の人々の行動原理である。

・第三章で述べたとおり、海部町の人々は、人間の性や業をよく知る人々である。
 いかに立派な考えであっても、ただ教条的に諭したのでは人々の心に届きにくいと
 いうことを、彼らはよく知っていた。そこで、住民たちにある行動をとってほしいと
 思うときには、彼らの心が動くようなインセンティブ(誘因、動機づけ)を
 用意したのではなかろうか。


日本で自殺の発生率が極めて少ない、徳島県旧海部町。
その自殺予防因子を調査し研究した博士論文を元にした本。

他の地域との比較により、海部町の住民にはいろんな人がいて良いと多様性を享受する、
人物本位主義を貫く、「どうせ自分なんて」と卑下しない、
「困っています。助けて下さい」と周囲に言える、
お隣りとは助け合うが深入りしないゆるやかな連帯といった特徴が見られた。

これらはコミュニティ内の問題をいわば大火災になる前、
ボヤの段階で消火してしまおうという損得勘定と合理性から来ている。


敢えて言う、絆なんてクソ喰らえ。


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[ 2013/12/31 15:26 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『クヒオ大佐』




allcinema 『クヒオ大佐』


地上波放送で鑑賞。

稚拙な嘘でだます人、だまされる人。
彼らを愚かだと笑うのは簡単だけど、見ていて切なくなった。


嘘で自分を塗り固めなければ生きていけない人もいるんだ。


[ 2013/12/30 23:15 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は晴れ時々曇り。行きも帰りも追い風だったような。

シーツ類を洗濯し、干してから出発する。
年の瀬の忙しい中、人通りは少なめ。
それでも走っている人はいて、赤いジャージの速い人、
多分夫婦で走っている人なんかとすれ違う。

休憩してからの再起動がつらい。
ちょっと休んだだけでも体が冷える。


これで2013年の走り納め。
2014年の走り初めは新しいシューズで迎えたかったのだけど。


[ 2013/12/30 22:38 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

漫画 桜玉吉 『漫喫漫玉日記 深夜便』




この単行本、全部漫画喫茶で描いたそう。

作者の日常を描く、私小説ならぬ私漫画。
ページ数もバラバラだし、出来は正直褒められたもんじゃないけど
もうお布施と思って買い支える。
僕と玉吉、死がふたりを分かつまで。


今作は自身のエロ事情について赤裸々に描いている。
もう恥ずかしいとかどうでも良くなったんかな。


[ 2013/12/29 23:20 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』




allcinema 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』


地上波放送で鑑賞。随分と前に録画したもの。

トラウマを持つ主人公、圧倒的な戦力差を見せつけるエイリアン、
俺が食い止めるから先に行け、仲間を見捨てておけるか、
もはや敵の中枢にかちこみをかけるしかないなど
ありがちな要素のみで構成されているけど、このベタが気持ちいい。


一度に沢山の敵が出てこないので、あんまり予算はなかったんかなと思う。
アーロン・エッカート、こういう役もやるんだ。



[ 2013/12/29 23:20 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

小説 三浦しをん 『風が強く吹いている』




床を踏み抜いて穴が空くようなオンボロアパート、竹青荘に住む
大学生が、荘を仕切る清瀬灰二の画策で箱根駅伝に挑むことに。
ほぼ全員が陸上競技の素人なのに、果たして。

個性豊かなダメ人間たちが目標を達成するために奮闘する
まさに「チーム男子萌え」な小説。
襷をつなぐ連帯感と走っている時の孤独感の対比が素晴らしい。
部活動におけるシゴキや暴力に対して社会問題化する前に
取り扱っているその先見性にうならされる。

報われなかったとしても、絶望する必要はないさ。
キングの、小心であるが故にプライドが高い姿は自分のことを
言われているようでドキリとする。お前は俺か。


169頁
「走」
 清瀬は走の言葉をさえぎった。「いいか、過去や評判が走るんじゃない。
 いまのきみ自身が走るんだ。惑わされるな。振り向くな。もっと強くなれ」


[ 2013/12/28 22:59 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

麻沙羅の汁なし担々麺とお買い物

ramen172


麻沙羅の汁なし担々麺、3辛で550円也。

麺は中太のちぢれ麺でやや平打ち、味つけは甘め。
3辛は標準の一段上で、結構山椒が効いている。
甘さと痺れが極端な汁なし担々麺だった。

量は少なめ。大盛り可ご飯を追加した方が良い。
後でお腹が空いてしまい、ドトールで生ハムとアボカドのサンドを食べちゃった。


今日はとにかくついてなかった。

図書館で返却した本が未だ貸出中になっているのを
直してもらったまでは良い。
お昼に食べようと思っていたお寿司屋が休業中。
以前見た時と様子が変わっていないのだけど、もしかして辞めちゃったのか。

予定通り買うことが出来たのはカレンダーと桜玉吉の漫画、靴下だけ。
日本酒とロードバイク用のシューズは置いていなかった。
ボントレガーのシューズは通販をやっていないようで、お店で買うしかない。
しかし店頭に残っているのは一番グレードの良い物か安い物だけで、
自分が欲しいグレードのシューズはなし。
もう売り切れちゃったんだろうか。

宇品のお店に行ったとしても、在庫があるかどうかあやしい。
ソックスくらいは買っても良かったかな。

天気も不安定で、晴れ間が見えたかと思ったらどんどん雲行きがあやしくなり、
帰り道は雨に降られる。
これなら昨日、一日中雨が降っていた日に行けば良かった。
傘を用意して行けるし。


広島はやはり品揃えが悪いねえ。
来シーズンのモデルまで待った方やいいのか。


[ 2013/12/27 23:09 ] 食べた物の記録 | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は快晴。行きは強い追い風。

各家で布団が干されるような良い天気。
久しぶりに走る。

ヒートテック腹巻きのおかげか、体の寒さはない。
手袋は手首を覆う長さのもので二重にしたら、指先の冷えは解消された。
その代わりというか、右足の小指が痛む。しもやけのよう。
足首をウォーマーで覆ってみるか。


後輪の空気漏れはまだ続く。
一度バルブを取り外して掃除してみたけど、
多少はマシになったものの根治には至っていない。
買い換える気にはなれんなあ。


[ 2013/12/25 23:23 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

映画 『世界にひとつのプレイブック』




allcinema 『世界にひとつのプレイブック』


躁鬱病で別れた妻との復縁を願う男と夫を失った喪失感から誰とでも寝る女。
出会った二人は喧嘩をし、家族を振り回し振り回され、一緒に踊る。

回り道をしても、人は幸せになる事が出来る。
ツキうんぬんの話があまりピンと来ず。


登場人物たちが極端すぎてついていけない所もあり。
父親役のロバート・デニーロがいい味を出していた。


[ 2013/12/25 23:01 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

本 永井均 『ウィトゲンシュタイン入門』




「哲学のレースに勝つのは、いちばんゆっくり走れる者、
 つまり、最後にゴールに到達する者である…。
 
 哲学者どうしの挨拶は、『あわてることはない』といったものだろう」

『断章』より。
これもまた良いパンチラインだ。


[ 2013/12/24 23:15 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

祖母の家に行く

祖母の家に行く。

ここ数日、日本を寒波が襲い各地で雪が降った。
今日はまあまあのお天気だったが、山に囲まれた田舎では
雪が残っていた。

行きにテレビを受像するための手続きと料金を払う。
どうも地デジの電波が入らなくなるらしい。
めったに来ないので、ややもったいない気もする。

土が崩れ始めた壁面と階段に土を盛り、丸太を置いて
杭を打ち付け固定する。効果があればいいけど。
今後はブロックを積んで補強するらしい。

畑にブルーシートを敷く。
こんなので雑草対策になるんだろうか。
除草剤を撒いて、水抜きをして本日の作業は終了した。
今日は早めに終わった。

帰りにウチの田んぼで採れた米をもらって帰る。
量は思ったよりも少なく、全部で5から6キロくらいか。

全体的に交通量が少なく、帰りは自宅近くに戻るまでの
ほとんどを、隊列の最後尾で走る。
あまりアクセルを動かさなくて良かったので、足首の痛みも
普段よりは酷くなかった。


洗車をして帰宅。
これから雪が多くなるので、ノーマルタイヤでは行けないな。


[ 2013/12/22 23:21 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

本 岡田正勝 『ウィトゲンシュタイン』




・「神を信じることは生の意味に関する問いを理解することである。
  神を信じることは世界の事実によって問題が片付くのではないことを
  見てとることである。神を信じることは生が意味を持つことを
  見てとることである。」ただウィトゲンシュタインはトルストイのように
 神への信仰を持っていたのかどうかについては確かではない。

・ウィトゲンシュタインにとって哲学の課題は何よりも語り得ることを
 明瞭に語り、それを記述することである。「哲学の目的は思考の論理的浄化である。
 哲学は教説ではなく、活動である。哲学の仕事は本質的に解明からなる。
 …哲学はそのままでは濁っていて輪郭のはっきりしない諸思考を明晰にし、
 はっきりと限界づけるのでなければならない」
 
(中略)哲学がその課題を果たした時、哲学的諸問題は解消する。しかし
 このことによって語り得ないものが存在することが示される。きわめて
 逆説的な言い方でウィトゲンシュタインは『論考』の課題は究極的に
 語り得ないものの存在を指摘し、それに沈黙を促すことにあると主張するのである。

・最初にあげた命題「世界は成り立っている事柄の全てである」というのは
 現実の世界についての規定である。しかし「世界」は現実の事態ばかりではなく、
 可能的事態をも含んでいる。言い換えれば、ウィトゲンシュタインは「世界」を
 たんに現実に記述される世界としてではなく、論理的空間において把握しているのである。

 「論理において何ものも偶然ではない。ものが自体に現れ得るなら、事態の
 可能性はものにおいてすでに予め決定されていなければならない」
 「論理的空間における諸事実が世界である」と述べて、彼は「世界」を
 論理的空間における論理的形式、つまり言語によって表現されるものとして
 捉えている。

・ウィトゲンシュタインが記述しようとする「世界」は自然科学の世界である。
 彼はこの自然科学の世界に論理を透徹させる。この世界に論理が透徹している
 限り、この世界には論理に矛盾するものは何一つ存在しない。この世界における
 全ての事態は明晰に語られ、解明されうるものであり、謎は存在しないのである。

・ウィトゲンシュタインは「世界は私の世界である」とし、私の言語の限界が
 私の世界の限界を意味するとした。他方で「私は私の世界である」とも述べている。
 この主張は「私」という主体が世界に属さず、主体が世界の中になく、世界を
 超越していることを意味している。したがって、この主体が把握する限りで、
 世界が把握されているのだから、世界はソリプシズム(独我論)の立場から
 捉えられているのである。

・私たちは価値ある人生を求め、価値の何かについて言葉の限りを尽くして、
 それを語ろうと努めている。しかしウィトゲンシュタインはそうした
 私たちの努力に対して希望なき企てだと考えた。
 
・価値、人生にとって最も大切なモノは、事実の世界を語るのと同じようには
 決して語り得ないということを自覚しながらもなお価値を求めようとすると、
 それはもう沈黙する以外にない。真に語らなければならないものを持つ時、
 私たちは沈黙を余儀なくされるということが「語り得ることについては、
 沈黙しなければならない」に示されている。

・彼はこわい先生だった。気が短く、すぐに怒り出し、誰かが彼の言っていることに
 賛成しかねる態度をとると直ちに反論を求め、反論できずにいると、
 「これじゃあストーブと議論しているみたいだ」と激しい口調で非難した。

・ウィトゲンシュタインは『考察』において、「なぜ哲学は非常に複雑に
 入り組んでいるのであろうか。哲学はまったく単純でなければならないはずである」
 「哲学が複雑に入り組んでいるのは、その素材にあるのではなく、私たちの知性が
 もつれてしまっているからである」と述べている。こうした知性のもつれを
 解きほぐすことがウィトゲンシュタインの後期哲学の課題であった。
 
 『考察』において、こうした知性のもつれを解く企てだとして「展望の効いた叙述」の
 必要性を説いている。彼の仕事はすでに述べたように日常言語の分析にあったが、
 彼にとって哲学は日常言語の展望に欠いている。したがって哲学は「文法の管理人」として
 日常言語に展望を与えなければならない、という課題を追求することになった。


[ 2013/12/21 23:43 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『おおかみこどもの雨と雪』




地上波放送で鑑賞。

子育ての戸惑いと巣立ちの寂しさは心を打つ。
だけどその他の描写に引っかかってのめり込めない。

この母親、国立大学に進むぐらいなのに、人生を
ノープランで突っ走る。

前作からそうだったけど、製作者は田舎を舐めすぎ。
子連れのシングルマザーが引っ越してきたら、
あの閉鎖的なコミュニティでは常に監視され続けて、
奔放に暮らすことなんて出来ないぞ。


映像の迫力とドラマチックな音楽でかなり底上げされているな。


[ 2013/12/20 23:35 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

洋食こけもものビーフカツ

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洋食こけもものビーフカツ、セットで2100円也。

中の肉はレア。大変美味しかった。
ソースは醤油などもブレンドしたオリジナルで、これがまた良い味。
販売してくれないかな。おすそ分けでもいい。


lunch119

デザートは300円を追加して、特製の洋なしのコンポート。
芯がくり抜いてあるのでほぼ全部食べられる。
アイスクリームをドンと添えてあればなお良かった。

このお店は、今のところ何食べても美味しい。
次は海老のカレーにしようか。


その後はお買い物へ。

シャツはとりあえず見送り。
東急ハンズで本を開いたままにしておくマシーンとベルトに通せる
ウエストポーチ、静電気除去のブレスレット、自転車用の一本で
洗浄も潤滑もできるスプレーを買う。
ペットボトルの炭酸を抜けないようにするキャップは見当たらなかった。


帰りにそごうの地下でどら焼きをお土産に買って帰る。
多少はご機嫌取りになったろうか。


[ 2013/12/19 23:14 ] 食べた物の記録 | TB(0) | CM(0)

映画 『悪の教典』




allcinema 『悪の教典』


マジック伊藤が軽快なジャズをBGMに、逃げ惑う生徒たちを
ショットガンで撃ち殺す!

原作のタルい前半部分を大幅カットしているのは良いけど、
その分生徒とふれあうシーンも減ったので、生徒に人気者のハスミンに
殺されるという恐怖は半減してしまっているのが少し残念。

伊藤英明もいかにも狂人でございというのではなく、時々目が
ガラス玉なんじゃないかと思わせるような演技がなのが素晴らしい。
三池崇史監督の悪ふざけも抑えめで、きれいにまとまっていた。


計画的に見えて、実は穴が多い犯行。


[ 2013/12/18 22:40 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

小説 奥田英朗 『オリンピックの身代金』

 


1964(昭和39)年、オリンピック開催に盛り上がる東京。
その関連施設を爆破し続ける青年と追う刑事の視点を主として
各パートが交互に描かれる。

大学でマルクスを学ぶ犯人は、オリンピックによる繁栄の裏で
過酷な労働を強いられる人々を見てテロを起こすが、
そこには世界を変えるといった情熱はなく、冷ややか。
個人の行動ではどうすることも出来ないという諦念があったのかもしれない。


犯人パートでの謎、刑事パートでの謎が読み進めると相手のパートで
明らかになる構成はさすが。
文量が多いけれど退屈せず読むことが出来た。


[ 2013/12/17 23:18 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『ゼロ・グラビティ』

allcinema 『ゼロ・グラビティ』


3D字幕版で鑑賞。

スペースシャトルで船外活動中、ロシアが衛星を爆破するが、
その際に発生したデブリが連鎖的に他の衛星を破壊し、
主人公たちにも襲いかかる。

酸素も残り少ない中宇宙空間に放り出され、ISSを目指したり
地球へ帰還するための方法を探し出したりと次々に困難が押し寄せてくる。

映画というよりは遊園地のアトラクションのよう。
アホの子みたいな感想になるが、本当に宇宙空間で撮影したんじゃないかと
思うような映像体験だった。どうやって撮ったんだろう。

生きることを諦めた、サンドラ・ブロック演じるライアンに
地球へ帰還する理由と意味を提示したのも、その方法はともかく
単なるエンターテイメントだけで終わらない深みがあったのが良かった。
映画のラストを見ると、原題の『GRAVITY』の方がしっくり来る。

寄る辺ない広大な空間に取り残される恐怖は『オープン・ウォーター』
想起させるし、命からがら乗り込んだ宇宙船を操縦しようと思ったら
言語が違って大弱りというのは『U-571』を想起させる。


ライアン大地に立つ。
ガンダムにこじつけるなら、これはテム・レイの話だ。


[ 2013/12/16 23:36 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

映画 『北のカナリアたち』




allcinema 『北のカナリアたち』


地上波放送で鑑賞。

吉永小百合ってこんなに演技が出来ない人だったんだ。
周囲も演技力なんて求めて来なかったんだろうな。

お話もボンヤリしていて、ミステリとしてのパズルが解けていく
爽快感にも欠けるし、なんかイマイチだった。


吹雪の中に役者を立たせて遠くから撮ったりと、
なかなかスパルタンだなと思ったら、撮影監督が木村大作で納得。


[ 2013/12/15 23:41 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は晴れ時々曇り。行きは強い追い風。
晴れた休日、自転車やランニングをしている人が多かった。

ネックウォーマーとヒートテック腹巻きを装備して走る。
行きの時点でかなり暖かかったが、手足の指先が冷える。
特に手の指先の冷えが酷く、夏用のUVカットグローブでは辛くなってきた。

帰りは横風が強く、道路側に押し出されそうになる。
こういう風に吹かれると冬だなあと感じる。大変だけど。


後輪の空気漏れ、バルブを締めても直っていない。
チューブごと交換か、むー。


[ 2013/12/15 23:05 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

眼鏡が完成


眼鏡が完成する。

メインで使っている眼鏡とデータが同じなので
見え方に問題なし。
ケースと眼鏡拭きをおまけしてくれた。

半年前に眼鏡を作ってくれたから、ということで
お友達紹介の割引を500円してくれた。
その500円でメガネクリーナーのスプレーを買い、還元すれば良かったな。


今日は晴れたけど風の冷たい日だった。
あそこはファミマが出来るんだろうか。

[ 2013/12/12 22:56 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

映画 『トガニ 幼き瞳の告発』




allcinema 『トガニ 幼き瞳の告発』


実際に起こった事件を元に映画化。

聾学校での児童に対する性的暴行の告発と裁判が描かれる。
事件が事件だけに、見ていてまあ胸くそ悪い。

弱いもの、金のないものが虐げられる。
日本でもそうだけど、学閥や法曹界での関係性が
裁判の行方を左右するというのはどうにも。


裁判での反証が合理的で実にスリリング。
当事者とはいえ、子供を証言台に立たせるものなのかしら。
おかんと似てなさ過ぎる。

[ 2013/12/11 23:16 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

漫画 岡本健太郎 『山賊ダイアリー 2』




2巻は猪狩りがメイン。
やはり鳥類と違って四足動物は迫力がある。
何かと足を引っ張るマサムネ君と罠のプロの佐々木さんのコントラスト。


こういう漫画を読むとジビエを食べたくなるけど、
果たして美味しいのだろうか。
野趣あふれ過ぎていて、普段食べる牛や豚の方が良いという話も聞くけど。


[ 2013/12/10 22:51 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

小説 藤野可織 『パトロネ』




「パトロネ」と「いけにえ」の二編。

前者にはついていけなかった。
妹と共同生活を始めたけど没交渉、皮膚炎になったり
少女がいきなり現れたりパリに飛んだりと、何がなんだか。

後者はボランティアで美術館の監視をする中年女性が
悪魔を捕まえる話。
この説明では同様に何がなんだかとなりそうだけど、
味わいがあってちょっと良かった。


両方とも美容に関する記述が細やかなのが印象的。


[ 2013/12/09 23:33 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

眼鏡のレンズ交換をする


眼鏡のレンズ交換をする。

データがネットワークで共有されているからか
トントン拍子で話が進む。
悩んだけど、一番安いレンズにした。1万500円也。工賃込み。
フッ素コーティングされたレンズは1万3800円だったかな。
屋外で使うから、そっちの方が良かったかも。

処方箋をもらえないかと頼んだら、名刺の裏に
左右の数値を書いてくれた。
数字の羅列でさっぱり判らない。
ネットで眼鏡を買う時に役立つのだろうけど、
やはり身につける物は実際に試したいのでよっぽどでなければ
使うことはないかな。

完成に一週間はかかるかと思ったが、3日後には出来るらしい。
技術の進歩は凄いな。


NEXONの腕時計が止まる。
時計と宝飾品を扱うお店で電池交換をしてもらう。1500円也。
安く、時間もかからずにすんで良かった。


[ 2013/12/09 22:59 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

祖母の家に行く


今日もまた祖母の家に行く。

畑の隙間にシートを敷く。
お墓の崩れつつあった場所に土を撒き、踏み固める。
障子の張替えをする。
懸念だったトイレ掃除をする。以上。

今日は昨日に比べると暖かかった。
風があまり吹かなかったせいだろうか。


コンビニのカツカレーで喜ぶ。
普段は家に縛り付けられているから、重労働とはいえ
外出することが息抜きになっているみたい。
本当は皆で交代制にすればいいんだろうけど、ねえ。


[ 2013/12/08 22:24 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

祖母の家に行く

祖母の家に行く。

今日は遠くの墓掃除。
ツタや雑草、竹が繁殖していた。
ネギみたいな謎の植物もかなり侵食している。

駆除して除草剤を撒く。
正直、この場所には行きたくないが、仕方ない。

祖母の家まで帰り、掃除と裏山の墓掃除をする。
よその土地に生えている木の落ち葉を掃除するのだから、
なんだか虚しい。かと言って切り倒せとは言えないし。

田舎は寒いな。5度くらい違うんじゃなかろうか。
自分の代では墓守をするつもりはないので、
生きている内に色々とはっきりさせておいて欲しい。


サンフレッチェ、リーグ連覇おめでとう。


[ 2013/12/07 23:06 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は曇り時々晴れ。行きは追い風。

寒さはそれほどでもない。
湿度が高く、遠くの景色が靄がかかったようだった。

タイヤの空気漏れがひどくなったので見てもらう。
バルブの下の段がかなり緩んでいたそうで、
ラジオペンチで締めてもらう。
簡単に解決して良かった。


12月ってもう少し寒かったような気がするが、そうでもないのか。


[ 2013/12/06 22:57 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

小説 三浦しをん 『まほろ駅前多田便利軒』




まほろ市で便利屋を営む多田のところに、それほど
親しくもなかった同級生の行天が転がり込んでくる。
何を考えているのか判らない行天に手を焼きつつ、
舞い込んでくる依頼をこなしていくのだが…。

依頼された仕事が登場人物たちの傷をえぐる、
少し苦いながらも希望の光が見える連作短編集。
やり直すチャンスはいくらでもあるさ。

女子高生が切れ者すぎる。
自分だったら気付かないだろうな。


多田の、捨てられた子犬を見捨てておけない
損な役回りの人生。


[ 2013/12/05 23:04 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『クラウド アトラス』




allcinema 『クラウド アトラス』


時空を超えてつながる、輪廻転生。

もっとややこしくて混乱するかと思ったが、
話がジャンプしてもすんなり見ることが出来た。
上手いこと構成するもんだ。

一人の俳優が人種や性別を変えて複数の役を演じるのだけど、
微妙に俳優本体を残しつつ、特殊メイクで加工してある。
一人が何役も演じることに意味がある作りになっていた。


この世界では真実が隠蔽されており、真実を知りたければ
立ち上がれというテーマは『マトリックス』と共通しており、
ウォシャウスキー兄弟(姉弟?)の永遠のテーマみたい。


[ 2013/12/04 22:51 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

漫画 岡本健太郎 『山賊ダイアリー 1』




エアライフルで実際に猟をし、獲物の動物を
解体して食べる生活をしている、作者の狩猟日記。

こういう漫画を読むと自分でもやってみたくなるけど、
魚も触れないし捌けもしない自分には無理だろうな。
祖母の田舎では猪による作物の被害も出ており、
動物を撃ち殺すなんてかわいそう、なんて言っていられないのだけど。


コンビニ弁当のような工業製品ばかり食べている後ろめたさ、
震災以降、自分のサバイバル能力のなさを痛感した経験が
狩人に憧れる理由なのだろう。


害獣駆除の会社をやるなら、社名は「極大射程」だな。

[ 2013/12/03 23:13 ] ブログ | TB(0) | CM(0)