本 清水潔 『殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』




再審により無罪となった足利事件を含め、五件の連続幼女誘拐殺人事件を
丹念に調査し、警察に真犯人と思われる人物の情報提供まで行った
報道班によるルポ。

警察、検察、科警研、裁判所の怠慢が冤罪を産み、
真犯人を未だ野放しにしている。
怠慢の原因は事件解決を急かす上層部と世論の圧力であり、
拙速な捜査と鑑定で無実の者を刑務所に送ってしまった。

本来、捜査機関や司法は正義を成すための「手段」であるはずなのに、
「手段」である組織や制度を発展継続させることが「目的」となってしまう
本末転倒が起きている。

捜査機関や司法の無謬性を盲信せずに権力の監視という
マスコミの役割を担う報道は応援したい。


死刑が再検討防止のための口封じになっているのが怖すぎる。


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[ 2014/04/30 23:14 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『ファインド・アウト』




allcinema 『ファインド・アウト』


「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と思いきや、
本当に犯人が存在してやんの。
ある意味びっくりした。


見終わってもスッキリしない。
犯人がなんかショボいから?


[ 2014/04/30 22:51 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は晴れ。かなり強い南の風。

晴れた休日、自転車に乗っている人が多かった。
今日からすべて夏装備にする。

新車で走る。
とにかく軽い。そのため強い横風が吹くと倒れそうになる。
ちょっと怖い。

ケイデンス90がきつい。
軽い負荷で回転数を多くするのがこれほど大変だとは思わなかった。
今までは力任せにペダルを回していたのが判る。
無手勝流の限界。今度はケイデンス90という呪いにかけられたけど。

アルテグラのシフトはカチカチと機械式のギミック感がある。
小さい方のシフトレバーは中指で操作すべきか、薬指ですべきか。


やはりサドルが低いように感じる。
ハンドルも幅が広く感じられる。


[ 2014/04/27 22:21 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

納車

ロードバイクが組み上がったので取りに行く。

走ってみると、ハンドルの幅が広く感じられる。
これは乗っているうちに違和感はなくなっていった。
サドルが低いように感じる。
きちんと測ってもらったので、こちらの方が正しいのだろう。
軍服に体を合わせろ、じゃないけど。

今度のサイクルコンピュータはケイデンスも表示される。
ケイデンス90ってしんどいな。
今までの感じだと78くらい。やはり自己流ではアカンな。

クイックレリースの正しい着脱のやり方を教わる。
動画も撮らせてもらった。
後輪を外す時はギアを一番外にしておくこと。

先代のルイガノは別の業者に買い取ってもらう。
1万3000円也。


ヘルメットを床に落としてしまい、アジャスターが折れてしまった。
本体は問題なくても、ストラップやアジャスターが
壊れると困るな。
パーツごとに売っているネットショップを見つけて
注文したが、果たして適合するのか。
古いヘルメットだからどうなるか判らん。

[ 2014/04/26 22:13 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

映画 『アメイジング・スパイダーマン』




allcinema 『アメイジング・スパイダーマン』


地上波放送で鑑賞。

テンポが悪いし敵があんまり強そうじゃないし、
クライマックスの戦闘シーンでは寝てしまった。


スパイダーウェブが機械式なんだ。


[ 2014/04/25 23:34 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

Madone 4.7を買う

Madone 4.7を買う。

サイズを測る。500から540になった。
先代のルイガノは少し小さく感じていたから、やはりそうなのか。
ハンドルの幅も測る。

ロードバイクを買うとアルミのペダルはおまけしてくれるのだけど、
今回はカーボン製のアルテグラを差額分で買えた。

ラッキーと思っていたが、ボントレガーのサイクルコンピュータが
本体9000円強、無線のセンサーが7000円強と言われびびるが、
なんとボントレガー様が1万円のクーポンをくださり、1万円引きに。
実にありがたい。

取り寄せのため入荷するのは土曜日以降だそう。
予想よりも3万4000円ほど安く収まった。
ネットでミノウラのスタンドとUVカットグローブを買う。


その後は箸、バッジ、シールはがしスプレーを買って帰る。
自転車の洗浄グッズとカバーはめぼしいものが見つからず。
慣れないことをしたので随分と疲れた。
思ったほどワクワク感がないなー。


[ 2014/04/24 23:03 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

とんこつ松馬の黒玉とミニチャーシュー丼

ramen178

ramen179


とんこつ松馬の黒玉とミニチャーシュー丼、950円也。

白と黒の二種類のスープ。
レンゲに乗っているつくねを崩しながら味変して食べる。

味はまあまあ。通いたくなるほどではなし。


[ 2014/04/24 22:39 ] 食べた物の記録 | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は快晴。かなり強い北の風。

今日は自転車に乗っている人、ランニングしている人と
多くすれ違う。
冬用のジャージだったが、それほど暑くはなかった。

風が強くて、水の中を走っているようだった。
挫けそうになる。


今日で最後かもしれないのに、それほど感傷的にならず。


[ 2014/04/23 23:23 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

映画 『ホワイトハウス・ダウン』




allcinema 『ホワイトハウス・ダウン』


続けてホワイトハウス襲撃ものを鑑賞。

子供の救出、裏切り者、衛生携帯電話とネタがかぶっているのが興味深い。
こちらの方が金がかかっているのがルックの良さと人数の多さで判る。
くだらない小ネタがたくさん盛り込まれており、お気楽に見られるのが良い。


エア・ジョーダンで走り回る大統領。
最近、見る映画にどれもジェイソン・クラークが出演している気がする。


[ 2014/04/23 22:59 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

映画 『エンド・オブ・ホワイトハウス』




allcinema 『エンド・オブ・ホワイトハウス』

まあとにかく人が死ぬ。
それも頭を撃たれたり刺されたりで結構残酷だった。

ケルベロス、最後は解析出来ちゃうんだ。
CGがなんかショボい。


[ 2014/04/22 23:04 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

小説 柚月裕子 『臨床真理』

 



<ネタバレ注意!>

探偵役が臨床心理士であるとか障碍者への虐待だとか、
声に色が付いて見え、その色によって相手の感情が判るとか
設定は珍しいし社会派の要素もあるけど展開が良く言えばオーソドックス、
悪く言えばありきたりで新鮮味に欠けた。


健常者には欲情しないんじゃなかったのか。
探偵役がアグレッシブ過ぎてちょっと引く。


[ 2014/04/22 22:46 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

本 花見 薫,佐伯 修 『天皇の鷹匠』




鷹匠に憧れるのですよ(二回目)。

大正の終わりから半生記を宮内省の鷹匠として仕えた著者が
主に戦前に行われた鷹の育成や狩りの作法を振り返る。

戦後は鷹狩が残酷であるという理由でどんどん縮小されていくが、
直轄の広大な狩猟場を持っていたことで多くの野鳥や野生動物の
保護が出来ていたことが無視されてしまうことに。

浜離宮にいた頃は、関東大震災から復興した銀座を
鷹を据えて歩いていたそうで、何だかロマンがあるなあ。


鷹匠に必要なのはとにかく根気。
僕も鷹匠になったら人間性が練られるのかな。


[ 2014/04/20 23:00 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』


allcinema 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』


為政者によって都合の悪い情報の隠蔽はスノーデン事件を想起させ、
無人機のドローンによる攻撃、ビッグデータの解析により
将来テロリストになる人物をあらかじめ殺害しておくなど、
現在の世界が抱える問題を盛り込んでいる。

自分達の安全のためには国家に自由を売り渡す危うさ。
ホント他人事じゃないよな。


ありきたりな展開だったり、カメラを振り回して何をやっているか
良く判らないアクションシーンはイマイチだった。


[ 2014/04/19 23:17 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

小説 米澤穂信 『リカーシブル』




予知能力を持った弟。
引っ越してきたこの街、どこかおかしい。

この小説は性に合わず。
読み続けるのに難儀したし、明かされる真相もピンと来ず。
好きな人にはたまらないのかもしれないが。


[ 2014/04/18 23:32 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は曇り。南の風。

今日から下を夏装備にする。
上は冬用のジャージでちょっと暑い気もするが、
また気温が下がるみたいなので衣替えをいつにしようか
迷っている。
上も夏用でいい気もするが。


重い荷物を持った筋肉痛がまだ治らない。


[ 2014/04/16 23:36 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

映画 『アウトロー』




allcinema 『アウトロー』


狙撃による無差別殺人の容疑者が自白調書にサインすることを
拒否し、呼び寄せたのがジャック・リーチャー。
目的のためなら手段を選ばないリーチャーは事件の真相に迫っていく。

携帯電話を持たず、乗る車は古くて馬力のあるアメ車。
全体的にクラシカルなテイストで、『フレンチ・コネクション』を思い出させる。


銃撃戦で都合良すぎる展開になるのが欠点か。
バットとバールの二人組によるドリフのようなコントは
面白いけど唐突さは否めない。


[ 2014/04/16 23:09 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

小説 西村 健 『地の底のヤマ』




有明海に面し福岡と熊本の境にある三井三池炭鉱。
年々縮小していく石炭産業と事故の後遺症に苦しむ人々、
労働争議に翻弄される住民の姿を縦糸にし、
警察官の主人公が解決する事件を横糸にして歴史を紡ぐ。

登場人物たちが殺人や放火を犯してもあまり悲愴感がないのは
地域性なのだろうか。
そのため有能な警察官だが日の当たらない主人公の悲哀を描かれても
本人が結構な悪事を働いているのであまり同情できないというか。


二段組で863頁というボリュームなので四部作にすればとも思うが、
分割すると歴史の連続性というダイナミズムは失われてしまうかも。


[ 2014/04/15 23:25 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

ティンバック2 バイクシートパック L




チェーンロックを入れるために購入。

今使っているトーピーク製のバッグよりも少し小さい。
今のは金具で固定するタイプなのでサドルを動かすことが出来ず、
不便だったのでストラップで固定するタイプにした。
まだ使わないけど。


体のいろんな所に痛みが出始める。
暖かくなって体が動くようになってきたのに。


[ 2014/04/12 23:16 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は曇りのち晴れ。北の風だったけど
いろんな方向から吹いていたような。

行きはトンビと平行して走る。
自転車と同じスピードで伸びやかに滑空していた。

途中でコースを変え、いつもより西の川沿いを走る。
航路にもなっているその川沿いは整備されており、
桜の木の下にベンチが置かれている。
まだまだ走ったことのない道も多いな。


今日で冬用のロングタイツはおしまい。
グローブも買い替えたいけれど。


[ 2014/04/11 22:52 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

映画 『嘆きのピエタ』




allcinema 『嘆きのピエタ』


よくまあ、ああいう復讐を思いつくもんだ。
やられた方は絶望しかない。


相手を呪う言葉のパンチラインが秀逸であり豊富で、
韓国はそういう文化があるのかしら。



[ 2014/04/09 22:59 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

本 斎藤環編 『母と娘はなぜこじれるのか』




・「同一化」とは、簡単に言えば、母親が娘に「自分の人生の生き直し」を
 求めることです。そこには「抑圧」も「献身」も含まれます。この形態では
 母親の利己性が一番強く発揮されるかもしれません。ですから、娘からの
 強い反発を生みますが、その反面、こうした支配形態が首尾よく完成すれば
 「一卵性母娘」ができあがります。
 
 ここまで同一化が進行してしまえば、もはや双方に支配-被支配の自覚は
 ほとんどなくなっているでしょう。比喩的に言えば、細胞レベルで身体が
 融合してしまっているような状態です。

・「母殺し」は「自分殺し」にそのままつながってしまうからこそ、
 困難を極めるのです。

<田房永子との対談>

田:斎藤先生も『母は娘の人生を支配する』に書かれて
  いましたが、「母親は自分は無能で無力だとすごく自分を責めているのに、
  周りからは万能だと思われる」というのは本当にそのとおりだと思います。
  「母親」というものの呪縛、「母性」の呪縛というのは昔からそうなんですか。

斎:昔といってもね、そんなに歴史が長いわけじゃないんですね。
  良妻賢母幻想は近代の産物なので、社会が押しつけた役割ですよ。
  母性本能が存在しないことは歴史的に証明されているけれど、その知識は
  あんまりみんな知りたくないから共有されない。やっぱりみんな、本来の
  望ましい姿があると信じたいわけですよね。

田:それは、男の人の考えじゃないかと思うんですよね。

斎:そうそう、男性のげんそうです。男性がそういう幻想をずっと押し付けていて、
  素直にその役割を担ってくれる女性のほうが、例えば結婚しやすかったり
  ということがあるので、どうしてもそういう方向に行ってしまう。


斎:いびつな母娘関係のラスボスは、男性の怠惰であることが問題なんですよね。(中略)
  女性性の本質が問題なのではなくて、例えば母が孤立させられたり、娘しか
  生きがいがないというのは、夫が夫婦関係のメンテナンスをサボったからでしょう。


・息子は母親の愛情を物扱いできる。養育費みたいに換算できるので、
 娘のように身体化された感謝と違う。

田:ママだって人間なんだから、子どもの犠牲にはならないぞみたいな話なのに、
  娘に悪いから、この本出していいのかなって悩んでしまったりするんですよね。
  結局、自分もそういう母性神話みたいなものに囚われているから、お母さんは
  黙って静かにしていたほうがいいんじゃないか、という悩みはずっとあります。



<角田光代との対談>

角:最近になって斎藤先生の本とか信田さよ子さんの『母が重くてたまらない』とか出てますし、
  小説やエッセイでも母娘がテーマで出ていますが、少し前まで「お母さん、大ッキライ」とか、
  「うちの家族、大ッキライ」とかすがすがしく言える雰囲気ではなかったと思うんですよ。
  何かそう言ってはいけないような雰囲気があった。それで苦しんだ人は非常に
  多いのではないでしょうか。


角:私は二〇代の後半から三〇代の半ばにかけて同世代の友人たちから母親の話を
  聞く機会が多かったのですが、自分の母親を好きで尊敬していて、自分の母親の
  価値観というものは一流だと思っていて、それを一生懸命話す女の子もいたんですね。
  そういう子が実は「これは私の価値観じゃなかった」と気付いたときに、ものすごく反転して
  親を憎むとか、もしくは変化するというのを実際聞いていたので、そういうことも
  考えました。


斎:私の本のなかでは基本的には(母性)本能説というのは
  アカデミックなところでは否定されていると書きました。精神分析の
  世界でも人間とはそもそも本能など持っていないというのが
  前提ですから、その直感は正しいと思うんです。
  ただし、本能としては存在しないけれども、たまたま母娘関係と
  いうのは身体的にも似通っているし、情緒的なさまざまな感情が
  巻き込まれる経験をたくさんすることでだんだん絆が強まって
  いって、抜き差しならぬ関係になってしまうのではないかと
  いうことを言ったわけです。



<萩尾望都との対談>

斎:最後に何か残ってしまうわけですよね。許すでもないし、
  殺すでもないし何か凝ったものが残ってしまうという
  ところが、私たち男性のもっとも理解の及ばない謎めいた
  ところなんです。それは何でしょうか。この間、角田光代さんと
  対談したときにも、まさに同じことがテーマになったんです。
  いろいろな確執があったなかで、どうしても最後に
  感情の塊みたいなものがのこってしまう。一種の懐かしさみたいな
  ものであったりとか、いろいろなものが入り交じっているんだけども
  うまく説明できない、と。



<信田さよ子との対談>

信:他の女性の方はどう思うかわからないけど、卵子があって、
  生理があって、乳房がある。それが私たちには非常に可視的な
  ものとして一種の繋がりに感じられるんですよ。
  それは体感的なものといったらいいでしょうか。生理痛が
  好例でしょう。娘に生理痛があったときに、自分も同じ痛みだと
  感じる。そこが息子とは違うと感じますね。

斎:やっぱり身体性であると。

信:身体性ですね。

斎:同志というか、同一化というか。

信:そうですね。



<水無田気流との対談>

水:(育児言説について)では、海外のはどうかなと思って調べて見たら、
  やはりキリスト教文化圏は顕著な違いが見られました。あちらでは、
  家族は何と言っても夫婦が基本なんですね。アメリカのある
  育児書では、子どもが生まれたら、まず何をするべきか?
  まず子どもを横に置いて、夫としっかり話をしましょう、と書いて
  あるんですね。子どものいる新しい夫婦関係を築いていかないと、
  あっという間に子どもに振り回されて子ども中心の生活になって
  しまうから、と。(中略)

  その次に、子どもには、あなたはかけがえのない家族の一員
  だけれども、この家の王様ではないことを徹底的に教えなさい、と
  書いてあるんですね。

斎:それは重要ですね。いずれ去ってゆく「客」として子どもを
  扱うことですね。


斎:(ヤンキー層について)あの人たちは、いったん外れると
  過酷ですよね。

水:ああ、そうですか。人の道を外れたと?

斎:中井久夫さんが書いていましたが、儒教文化圏一般の
  特徴として、とにかくギリギリまで抱える、と。
  何をやらかしても、とにかく支えるところまで支えるけど、
  それを越えた人は、もう冷酷に切り離してしまうという
  特性があるらしいです。

水:なるほど。けじめをつける。


斎:父性的なるものは、日本では一回も根付いていないと思います。
  よく「父性の崩壊」と言われますが、もともとなかったと
  思っています。『虐待と親子の文学史』という本を読みますと、
  いわゆる厳しい父のイメージは明治三〇年以降に人工的に
  作られたものだそうです。

水:それはわかります。

斎:それまでの日本は、『逝きし世の面影』なんかにも
  書かれていますが、欧米人がうらやむぐらい、何の抑圧も
  縛りもない、理想的な子育てができている社会があったけれども、
  急速な近代化とともに失われていった。だから「逝きし世」
  なんですけれども。とりわけ、近代的な憲法を導入して
  家制度を定着させるにあたり、家父長制みたいなものを何とか
  人工的に作っていこうとするなかで幼児虐待などが生まれて、
  文芸に登場してくる、ということが書かれています。


水:そうすると、良妻賢母とロリコン言説と少女趣味と、それから
  家父長制の強化と幼児虐待というのは、同時期に発生していると
  いうことでしょうか。

斎:かなり表裏一体だと思いますね。特にマザコンとロリコンは
  表裏一体で、非常に深いところで通底しています。精神分析的に
  言えば、「保護したい」ロリコンの心理と「保護されたい」
  マザコンの心理は簡単に入れ替わりますから。こういった土台が、
  まさに明治三〇年以降の急速な変化のなかでできあがってきたと
  いうふうに言えるんじゃないかと思います。だから、母と娘の
  いびつな関係も、実はその副産物で、時代の産物的なものの
  印象がすごく強いんですよ。特に今の団塊世代の母親と、
  三〇代、四〇代ぐらいの娘さんとの葛藤が一番激しくて、
  世代がさらに下がってくると、ちょっとピンとこない人が
  増えてくるという印象を持っています。




斎藤環と五人の女性との、母娘関係についての対談集。

母親の愛ゆえの抑圧と束縛を、後ろめたさと女性という身体性の
同一化から反発できずに苦しむ娘たち。

母性本能などというものは幻想であり、我々が昔から存在するものと
思っている制度が近代に人工的に作られたものだと明かされる。

母とはこうあらねばならぬ、という思い込みが多くの
不幸な母娘関係を生む。
まずは母娘で物理的な距離を置くことが重要。


萩尾望都と水無田気流の母エピソードが強烈。
個性的すぎる。


[ 2014/04/08 23:32 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

今日の自転車


天気は曇り。強い南の風。

週末は雨と風で気温がかなり下がった。
今日もその影響で、走っていても肌寒い。

桜は半分くらい花が残っている。
葉の緑も多くなってきた。


大型ゴミの処分場はかなり遠い。
行くのはいいけど、帰るのが大変そう。
近場のリサイクルショップに持ち込もうか。


[ 2014/04/07 22:56 ] 自転車 | TB(0) | CM(0)

小説 三浦しをん 『舟を編む』




三浦しをんを初めて読むとしたらどの小説?と訊かれたら
この作品を推す。

一つのことに夢中で周りが見えなくなる人、
その姿を見て自分が空っぽな人間であることに気付き、
羨望と嫉妬のまなざしを向ける人、
それでも放っておけないから何かと手を貸す人。

辞書編纂という困難な作業をチームで乗り切る団結力、
何としてでも完成させなければならないという使命感と
志半ばで去らなければならない無念さ。
三浦しをん節をこれでもかと詰め込んだような作品だった。


作中で辞書が完成したのが、嬉しくもあり寂しくもあり。


[ 2014/04/06 22:55 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

小説 いとうせいこう 『想像ラジオ』




結末が近づくに連れ、鳥肌が治まらない。

死者の声を聞かず、何もかもなかったことにするのが
果たして正しいのか。

生きている人間は死んだ人間にとらわれず、自分の人生を
生きるべきかもしれない。
でも、死者を悼み、彼らと共に前に進むことも出来るんじゃないか。


また会いたい。
うん、またね。


[ 2014/04/04 22:46 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

ホワイト餃子

lunch122


ホワイト餃子、10個定食で794円也。

発作的に食べたくなる。やはり美味い。
今日は結構お客が来ていた。四人連れを断るくらい。
だいたい正午ごろに開店する。


今日は全国的に花散らしの雨と風のお天気だったそう。
晴れているのに雨が降ったり、突風が吹いたりだったので
自転車に乗るのを諦める。

ブリヂストンのアンカーを見るためにお店に行くが、
ピンと来ず。
店員が誰もいなかったけど、それで大丈夫なんだろうか。

ポール・スミスのスーツ、パーカーの万年筆、
サドルバッグにシャツ等を見て回る。
お箸を買えばよかったか。


それにしても、金がない。


[ 2014/04/04 22:33 ] 食べた物の記録 | TB(0) | CM(0)

今日の散歩


今週は近所の桜を巡って歩く。

火曜日は山の方に向かい、定点観測している桜を見る。
相変わらず大きくて綺麗な桜だった。
おばちゃんたちが弁当を食べてた。

自宅近くの小学校の桜並木を歩く。
といっても、斜面にたくさん植えてあるだけで排水用の溝が
あるだけの場所だけど。

ここは他に誰もいないので桜を独り占めできるが、
真下の歩道から丸見えだし、結構人通りが多い。
団子を食べていたらジロジロ見られた。
花見には向いてないな。


今日は今日はビールと弁当を持って別の所を目指す。
広い公園ではお花見客がいた。
少し離れて一本だけ植えてある桜の下で花見。

そこから少し離れた場所に小さい公園を見つける。
桜も綺麗に咲いており、来年からはここで花見をすることにしよう。

中学校下の墓地に生えている桜が見事だった。
グワッっと咲き、散る。
桜吹雪が舞い、葉桜になっているものも出始めており、
今日が花見のピークだったようだ。
夕方から雨が降っており、大分散ってしまっただろう。


あと何回、桜を見られるだろうか。


[ 2014/04/03 23:25 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

小説 東山彰良 『ブラックライダー』




核戦争後の荒廃し寒冷化した未来。
人々は生きるために共食いをし、遂には人と牛の遺伝子を操作して
牛を作り出し、食料としていた。

馬泥棒の一味を追う保安官、人類を全滅に追い込む蟲を巡っての
争いが描かれるディストピア西部劇。

第二章だけで良かったかな。
共食いと牛からは狂牛病を想起させる。


バード・ケイジ役はジョシュ・ブローリンで。


[ 2014/04/03 23:08 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

映画 『マン・オブ・スティール』




allcinema 『マン・オブ・スティール』


X線による透視、地獄耳、目からレーザー光線、
硬い、力持ち、空が飛べるというスーパーマンの能力のうち
地球で暮らす分には硬いのと空が飛べるだけで充分な気がする。


異星人によるテラフォーミングに超人同士のどつき合い、
この映画こそが実写版『ドラゴンボール』に相応しい。


[ 2014/04/02 22:43 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

耳鼻科に行く


耳鼻科に行く。

受付から約30分待って5分の診療。
内服薬のアレグラ、点鼻薬のアラミスト、目薬のゼペリン点眼液0.1%を処方される。
費用は全部で3000円強だった。


去年もおんなじ時期に耳鼻科に行ってた。
症状が出始めたらすぐに行ったほうが良いそうな。


[ 2014/04/02 22:38 ] ブログ | TB(0) | CM(0)