本 マイク・ブラウン著 梶山あゆみ訳 『冥王星を殺したのは私です』




1930年、アメリカの天文学者クライド・トンボーによって、第9番目の惑星・冥王星は発見された。
2006年、国際天文学連合の総会で冥王星は惑星から矮惑星(準惑星)へと格下げされた。
その決議に一役買ったのが、著者である。

惑星の「定義」の厳密さを追求するためなら、たとえ自分の発見した
第10番目の惑星候補が認められなくても構わないという姿勢はカッコいい。
自分の新発見を道連れにしてまで、信念を貫いたのだ。

学者の世界も手柄の奪い合いや足の引っ張り合いという醜い側面もあるが、
時折挟み込まれる愛娘の成長記録がそれを中和する。


朝目覚めた時、太陽系の惑星は9つだったけど、コーヒーショップで山を眺めて帰ってきたら
10になっていたんだよ、なんて言ってみたいものだ。


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[ 2013/09/04 23:10 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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