小説 相場英雄 『震える牛』




<ネタバレ含む>

初動捜査の誤りによって外国人による強盗殺人とされた事件。
刑事の田川は再捜査を命じられ、足を使った地道な捜査を続ける。
やがて事件は日本最大のショッピングセンターチェーンにつながって行く。

狂牛病、ミートホープ、イオンの食品偽装など現実の事件がベースとなる。
焼畑農業のように地元の商店街を衰退させるが、自身も新規出店を続けなければ
倒れてしまう、ショッピングセンターの自転車操業。
混乱を避ける、市場への悪影響が大きすぎるという理由で
真実が闇に葬られるのは、何度繰り返されるのか。


地味な裏付け捜査によって物語が展開するので、ミステリとしては勢いに欠ける。
尻拭いばかりをしてきた番頭の滝沢に感情移入するものの、
一番得してやんの。



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[ 2013/10/11 23:04 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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