本 『「ジャパン」はなぜ負けるのか─経済学が解明するサッカーの不条理』




・だが多くの国の経験を見れば、代表が振るわない根拠を「文化」に
 求める議論はでたらめであることがわかる。もしゴールを奪うことを
 よしとしない何かが本当に日本文化のなかにあるのなら、それは
 数ヶ月もあれば変えられる。「文化」とは柔軟なものだ。

・文化は永遠のものでもふへんのものでもない。変えたいという
 動機があれば変えられるものだ。

・サッカーはビッグビジネスでもないし、いいビジネスでもない。
 それどころかビジネスですらない。

・優れた選手だったら(あるいは白人だったら、保守的な髪型だったら)
 優れた監督になれるという証拠はひとつもない。選手経験がないのに
 ACミランの監督として黄金期を築いたアリゴ・サッキはこう言った。
「騎手になるために馬だった経験は必要ない。」


サッカーに関する思い込みや慣習をデータによって覆していく。
その国のサッカー文化は変えられる、サッカーはビジネスですらない。
選手や監督選びのいい加減さ、ファンの忠誠心はあてにならない、
スタジアム建設やW杯開催による経済効果はほとんどない、などなど。

人口が多くてサッカーにリソースを割ける国が強いという
割りと身も蓋もない結論が導き出される。
日本にも強豪国になるチャンスが有る、とも言えるか。


2010年に出版されたので、早くもデータが古くなっているのが
サッカー界の移り変わりが加速していることを表している。


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[ 2013/11/15 22:50 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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