小説 山本兼一 『白鷹伝』




鷹匠に憧れるのですよ。
鷹という生物としての美しいフォルム、獰猛な猛禽を
手懐けて意のままに操る様は、よく知らないからこそ
カッコ良く見えるのです。

主人公の小林家次は「からくつわ」と呼ばれる
雪白の鷹に魅せられ鷹匠を志す。
あまりに鷹のことばかり考えているために仲間から
鷹狂いと呼ばれるほど。
浅井長政、信長、秀吉、家康に仕え鷹狩から見える
主君の為人を描く。

「からくつわ」は覇者の象徴であり、覇者から覇者へと
所有が移るのが聖剣のようで「覇者だから所有できる」のが
「所有すれば覇者になる」と逆転するのが興味深い。


所有が移る「からくつわ」とお市の方が重なって見えた。


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[ 2014/03/10 22:45 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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