小説 宮部みゆき著 『ソロモンの偽証 第1部 事件』


ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)
(2014/08/28)
宮部 みゆき

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読後に浮かんだ言葉は「群盲象を撫ず」。
一人の中学生の死をめぐり、遺族、生徒、教師、警察、マスコミが
事態の一側面しか見えていないのを読者は俯瞰から見る。
まだ読者にも隠された謎は多そうだけど。

自分はあいつよりも上、と見下した相手の方が
世界が良く見えていたり、上から目線を見透かしているのは
『模倣犯』を思い出す。

正義は我にありと錦の御旗を立てて相手を攻撃するが、
その原動力は相手が自分よりも幸せそうで許せない、というルサンチマンだった。
彼らのむき出しの悪意と文量にあてられて熱が出そう。


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[ 2015/03/01 22:42 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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