小説 宮部みゆき 『名もなき毒』


名もなき毒 (文春文庫)名もなき毒 (文春文庫)
(2011/12/06)
宮部 みゆき

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『ゴーン・ガール』に匹敵するイヤミス。

土壌汚染、青酸カリ、妬み、悪意。
我々の周りは「毒」に満ちている。

原田いずみの、高すぎる理想と現実の自分との
ギャップに苦しむ姿を僕は笑えない。
この歳になると自分のポンコツぶりを受け入れられるけど、
身動きが取れなくなってしまった時期もあったから。


『ソロモンの偽証』『ペテロの葬列』と続けて読むと
作者がバブル経済に踊らされた東京を憐れみ
怒っているのが伝わって来る。
今作が前掲二作よりも巻を措く能わずなのはどうしてだろう。


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[ 2015/03/19 22:44 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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