本 エリック・ラーソン著、野中邦子訳 『悪魔と博覧会』


悪魔と博覧会悪魔と博覧会
(2006/04)
エリック ラーソン

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1893年のシカゴで世界コロンビア博覧会が開催された。
当時の最先端技術が集結したこの博覧会ではウェスティングハウスと
ジェネラル・エレクトリックが電力供給で争い、エディソン、ニコラ・テスラ、
奇術師フディーニ、フランク・ロイド・ライトらが関わっている。

各地から仕事を求め、一攫千金を夢見て人が集まる。
その欲望を飲み込んで行ったのがH・H・ホームズだった。

ホームズは巧みな話術と社交性で人を虜にしていく。
商いをし、家賃を取り、借金を踏み倒し、保険金詐欺をし、
遺産の名義を書き換えて殺害する。
ホームズはサイコパスだった。

ホームズは博覧会の客を見込んでホテルを建設する。
部屋には密閉したガス室、焼却炉、酸を満たしたプールがあった。
次々と遠方からの客を殺害し金品を奪っていった。

博覧会閉会後は客が減るし、踏み倒した借金の取り立てが
厳しくなったこともあり、ホームズはシカゴから逃げ出す。

逃亡中も保険金詐欺と殺人を犯したホームズは
ピンカートン探偵社により居場所を突き止められ逮捕される。
1896年、絞首刑が執行された。


繁栄と欲望の象徴たる博覧会の陰で
人々が殺されていくコントラスト。
歴史上の偉人が次々と登場するのが心躍る。


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[ 2015/04/07 22:36 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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