本 ブレイディみかこ著 『ザ・レフト─UK左翼セレブ列伝』




『ハリー・ポッター』はプロレタリア文学だった?
英国在住のライターが語る、左派有名人の発言や行動を
まとめたもの。

ケン・ローチやモリッシーは老いてなお意気軒昂だな、と左翼セレブの
エキセントリックな言動に最初は笑っていたが、段々と薄ら寒くなっていった。

サッチャーの子供たちによるキャピタリズムの毒はもはや
日本人が考える西欧の先進国の隅々まで広がり、
どれほど左翼セレブが声を上げても止められないからだ。

キャピタリズムについていけないものは死ね。
福祉を削減され格差はどんどんと拡大していく。

セレブですらこうなのだから、いわんや最底辺の生活者は
政治を変える意欲すら奪われている。

もうお国柄で先進国だ後進国だと語るのは時代遅れなのかもしれない。
ブラックユーモアを許容する英国ですら揚げ足取りでSNSで炎上し、
移民や生活保護受給者へのヘイトで満ちているのだから。


どうすりゃいいんだよ。
世界のどこにも逃げ場がないじゃん。

スポンサーサイト
[ 2015/05/09 22:47 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mukougishi.blog59.fc2.com/tb.php/3003-3db5cec5