本 ジェームス・ファロン著、影山任佐訳 『サイコパス・インサイド』




著者は神経科学者としてサイコパス殺人者の脳スキャン画像を
数多く解析してきた。
手違いで紛れ込んだ自分のスキャン画像をサイコパス殺人者のものと
診断したことから、自分と殺人者を分ける要因は何かを探る。

サイコパスの病因として前頭前皮質眼窩部と側頭葉前部、扁桃体の
異常なほどの機能低下、いくつかの遺伝子のハイリスクな変異体、
このもっとも有名なのが戦使の遺伝子、幼少早期の精神的、身体的、
あるいは性的虐待が挙げられる。

これまでずっと遺伝的決定論を唱えてきた著者も、
たとえサイコパスの要素を持って生まれてきたとしても
生育環境や養育によって充分に克服可能であると結論づけている。

自分に対する評価を本音で友人に語ってもらったところ、
おおむね「人でなし」という回答を得たが、本人があんまり
気にしていない様子なのは面白かった。


何度も登場するので「眼窩」が漢字で書けるようになりました。


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[ 2015/05/18 23:32 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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