本 アリソン・フーヴァー・バートレット著、築地誠子訳 『本を愛しすぎた男: 本泥棒と古書店探偵と愛書狂』




本泥棒と言っても万引きしたり金庫破りをして盗むのではなく
不正に入手したクレジットカード情報で支払い手に入れる。
なので『ルパン三世』的なスペクタクルはない。

主題は本泥棒ギルキーの動機だ。
ギルキーが犯行に及ぶのは「こんな素晴らしい稀覯本に
囲まれている僕、カッコ良いでしょう!」という承認欲求にある。
ドローン飛ばした小僧と大差ない。

微罪だから短い期間で仮出所し、犯行を繰り返す。
ギルキーに必要なのは刑務所よりもカウンセラーじゃなかろうか。


協力する刑事が探偵小説マニアというのが
映画的というか漫画的な展開だった。


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[ 2015/05/22 23:18 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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