映画 『アクト・オブ・キリング』




Amazon.co.jp 『アクト・オブ・キリング』


allcinema  『アクト・オブ・キリング』


アヒルをいじめた孫を諭す老人アンワル。
彼はかつて共産主義者を1000人殺害していた。

どうやって共産主義者を拷問したかを再現していく内に
自分の犯した罪の大きさを理解していく。
この映画が完成したら、本当に恐ろしかったのは共産主義者ではなく
自分たちだということが白日の下に晒される。
今でも夢に殺害した人々が登場する。

同時にドキュメンタリーの難しさも感じた。
映画の最後、去っていくアンワルをカットを割って撮影している。
思っきし演出されてるやん!
だとしたら、他のシーンでもテイクが重ねられているんじゃないかと
勘繰ってしまう。
観察者が非観察者に無意識的でも影響を与えてしまう、
非観察者が観察者の望むよう動いてしまう。
主体と客体が完全に分離できない問題の根深さを突きつけられる。


正義を保証された時、人は最も残酷になる。
エンドロールに並ぶ「匿名」の多さに、これが現在も続いていることを
思い知らされる。


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[ 2015/06/03 22:30 ] 映画・ドラマ | TB(0) | CM(0)

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