本 橋本健二 『「格差」の戦後史 増補新板』




Amazon.co.jp 橋本健二 『「格差」の戦後史 増補新板』


OECD加盟国の調査で主要先進国では経済格差と貧困率が
大きいとされる日本の姿をデータで読み解く。

格差拡大は1980年代から始まって現在も続いている。
これは80年代後半から90年代にかけての政策に由来する。

主たるものは労働者派遣法で、これにより非正規雇用の
労働者が急増した。
つまり労働者階級より下の階級、日本にもアンダークラスが
誕生したということ。

アンダークラスは資本家はもとより、中間層からも搾取されており、
このまま増加を放置しておくと社会保障に莫大な財源が必要となる。
事態はすでに手遅れになりつつある、という指摘に目の前が暗くなった。

東日本大震災以降は地域間格差も広がり始める。
東北地方が東京の国内植民地というのがなあ。


「一億総中流」という強力すぎる言葉が人々を格差問題から目を背けさせた。
こういうのを呪いと言う。


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[ 2015/06/28 22:56 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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