小説 柚木麻子 『ランチのアッコちゃん』




四の短編集。

サイボーグのようなアッコちゃんに振り回される「ランチのアッコちゃん」と
続編の「夜食のアッコちゃん」も良いが、個人的には他二編の方が好み。

「夜の大捜査先生」はかつての恩師と再会したことをきっかけに
もう戻れない高校生活を懐かしみつつも前に進んでいこうとする
姿を描く。

「ゆとりのビアガーデン」は負うた子に教えられではないが、
三ヶ月で退職した元社員によって社長が忙しさを言い訳に
下の世代を育ててこなかったこと、問題は自分の内にあることに気付く。


強烈なキャラクターを造形するのが上手い。
彼らに振り回されるうちに問題を解決するヒントを得る。
読者も前向きになれる小説だ。


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[ 2015/07/17 22:28 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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