小説 早見和真 『イノセント・デイズ』




<ネタバレ注意!>

罪を犯した女の数奇な半生を綴る系の小説。

不器用が故に周囲に誤解され、気づけば道を踏み外すというのは
この手の小説にありがちだが、実は冤罪だったというのは新しいところ。

幸乃が死刑による自殺を望む理由が曖昧なままなので
憐憫の情が湧きにくく、感情移入しづらく、
また放火した真犯人が別にいることはきちんと捜査すれば
簡単に判るのではないかという点が不満。


丹下翔の、恵まれているが故に持たざる者の苦しみが
理解できないイノセントぶりの方がよっぽど恐ろしい。


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[ 2015/09/17 22:32 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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