小説 パトリシア・ハイスミス著、柿沼瑛子訳 『キャロル』




Amazon.co.jp パトリシア・ハイスミス著、柿沼瑛子訳 『キャロル』


1950年代のアメリカを舞台に女性同士の恋愛を描く。

この作品が多くの支持を受けたのは、同性愛に対する偏見や差別の中での
秘めた恋を書いたからというよりは、人を愛し、嫉妬し、傷ついても
この思いを止められないという恋愛衝動を紡いだ普遍性にあると思う。

離婚の調停で同性愛のことを攻撃されるが、不倫しているわけだから
そこは異性愛者でも変わらない。

本文中でも指摘しているが、時代を超えて人間の業を描くのが
古典であり、この小説がまさにそれ。


ハイスミス自身も同性愛者だったのか。
晩年は寒村に引きこもっていたらしい。

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[ 2016/02/21 23:04 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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