小説 柚月裕子 『孤狼の血』




Amazon.co.jp 柚月裕子 『孤狼の血』


昭和63年の広島。
二大勢力の暴力団による全面戦争を回避するため
マル暴の大上と日岡は暗躍する。


<ここからネタバレ!>

日岡は監察から送り込まれたスパイ。
大上の持つ警察の不祥事ネタを探るのが目的だった。


<ここまで!>



暴力団員と昵懇の仲となり情報を得て、
情報を元に相手をゆすって金を巻き上げる。
場合によっては違法捜査も厭わない悪徳刑事。

物語の最後が冒頭へと循環する構成はお見事。
これは先代の意志を引き継ぐダークヒーローの誕生譚であった。
次回作は日岡が五十子会を潰す弔合戦を描くのかな。


ネイティヴから見ても広島弁に違和感なし。
あの頃の広島ならヤクザが大手を振って歩いていた時代だ。


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[ 2016/06/24 22:58 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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