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Amazon.co.jp アガサ・クリスティ著、中村妙子訳 『春にして君を離れ』
読んでいて主人公のジョーンはどこかおかしいなと
思っていたら、終盤にその謎が解ける。
ジョーンは夫と子供を頑張って支えてきた。
しかし一人旅の最中、恐ろしいことに気付く。
自分は家族の誰からも愛されていないことに。
何故ならジョーンも家族を愛していないから。
彼女は家族からのシグナルに全く関心を示さない人だった。
1944年の小説だけど、この時代でサイコパスを
題材に取り上げるのは流石。
自分がどちらかと言うとジョーン側の人間なので
後味が悪い。
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