本 ロバート・D・パットナム著、柴内 康文訳 『われらの子ども:米国における機会格差の拡大』




Amazon.co.jp ロバート・D・パットナム著、柴内 康文訳 『われらの子ども:米国における機会格差の拡大』


2015年の本。
アメリカにおける格差拡大が子供たちに
与える影響をデータから読み解く。

アメリカン・ドリームは過去の話。
新大陸に移民として渡り、身を粉にして働けば
子供たちにそれなりに裕福な生活を送らせることが
出来た時代は終わり、現代では親の階層で子供の
未来が決まる。
つまり親が貧困だと子供も貧困のままで固定されてしまう。

階層が違うともはや住む所や通う学校も違い、交流することもない。
つまり出会うことなくそれぞれ同じ階層同士で
結婚するため、玉の輿に乗るシンデレラ・ストーリーも
起こらなくなくなってしまう。

解消するためには教育支援や課外活動の無償化などを行う。
交友関係が狭いと良き指導者、先輩に出会うことが
少なくなってしまうので沢山のアドバイスを貰えるよう
地域社会との交流を活発にすること。

われらの子どもが困っているなら社会全体が支援の手を
差し伸べる。
困っている人を見捨てる社会というのは碌なもんじゃないというのは
聖書にも書いてあるのだから。


女性解放によりセックスの解放も進むと婚前交渉による
低年齢での出産が増え、親が高等教育を受けることが出来ず
子育てしながら働かざるを得なくなり、貧困に陥ってしまうという
悪循環が起きているというのは皮肉だなと思う。


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[ 2017/07/03 22:33 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

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