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Amazon.co.jp 宮部みゆき 『希望荘』杉村三郎シリーズ第四作。
「聖域」と「希望荘」が短編、「砂男」と「二重身」が中編。
少しだけ幸せになりたいだけの人が愚かさ故に罪を犯すという
動機が宮部みゆきらしい「聖域」と「二重身」、
人生に悔いを残したままの老人が若者を救おうとする「希望荘」、
真相に辿り着いたと思ったらひっくり返される「砂男」と
どれも粒ぞろい。
このクオリティで作品を量産できる宮部みゆきは
本当に凄い。
これぐらいの文量がちょうど良い。
この人の長編は長すぎるんだよな。
しかしまあ、杉村三郎という人は資産家と離婚と犯罪を
引き付ける星の下に生まれているな。
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