小説 宿野かほる 『ルビンの壷が割れた』




Amazon.co.jp 宿野かほる 『ルビンの壷が割れた』


Kindleで無料キャンペーンだったので読む。

SNSを通じての往復書簡もので、やり取りを重ねる内に
徐々に真相が明らかにされるのだけど、
伏線があまり張られていないにも関わらず驚愕の真実が
提示されて戸惑う。
女の生い立ちとか男の婚約者の話とか、いる?


[ 2017/07/20 22:40 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

小説 塩田武士 『罪の声』




Amazon.co.jp 塩田武士 『罪の声』



グリコ・森永事件を元にしたフィクション。
30年の時を越えて真実が明らかにされる。
つまんなくはないんだけど、何かピンとこなかった。


[ 2017/07/17 23:18 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

小説 貫井徳郎 『後悔と真実の色』




Amazon.co.jp 貫井徳郎 『後悔と真実の色』


指を切断し戦利品とする連続殺人事事件を追う。

事件の真相やトリックどうこうというより、主人公である
西條の刑事人生の浮き沈みが激しすぎることが気になって。
優秀で能力が高いが、他人の気持ちが読めないというのは
クリスティの『春にして君を離れ』を想起させる。


こいつが真犯人っぽいなと思った奴が真犯人だった。


[ 2017/07/12 01:38 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

本 堀越英美 『女の子は本当にピンクが好きなのか』




Amazon.co.jp 堀越英美 『女の子は本当にピンクが好きなのか』


ピンクが好きなのが悪いのではなく、「女はどうせピンクが好きなんでしょ」という
決めつけ、押し付けに反発している。
勉学に励みキャリアを積み重ねる方が高収入の仕事に
就くことが出来ることを教育し、なりたいものになれる、
やりたいことがやれるという自尊心を育むことが重要。


今にして思えば、小保方晴子氏をリケジョの星と過剰に持ち上げたり
度を越えたバッシングが起きたりしたのも、女だてらに科学者かよという
偏見があったのかも。


[ 2017/07/10 01:26 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)

本 ロバート・D・パットナム著、柴内 康文訳 『われらの子ども:米国における機会格差の拡大』




Amazon.co.jp ロバート・D・パットナム著、柴内 康文訳 『われらの子ども:米国における機会格差の拡大』


2015年の本。
アメリカにおける格差拡大が子供たちに
与える影響をデータから読み解く。

アメリカン・ドリームは過去の話。
新大陸に移民として渡り、身を粉にして働けば
子供たちにそれなりに裕福な生活を送らせることが
出来た時代は終わり、現代では親の階層で子供の
未来が決まる。
つまり親が貧困だと子供も貧困のままで固定されてしまう。

階層が違うともはや住む所や通う学校も違い、交流することもない。
つまり出会うことなくそれぞれ同じ階層同士で
結婚するため、玉の輿に乗るシンデレラ・ストーリーも
起こらなくなくなってしまう。

解消するためには教育支援や課外活動の無償化などを行う。
交友関係が狭いと良き指導者、先輩に出会うことが
少なくなってしまうので沢山のアドバイスを貰えるよう
地域社会との交流を活発にすること。

われらの子どもが困っているなら社会全体が支援の手を
差し伸べる。
困っている人を見捨てる社会というのは碌なもんじゃないというのは
聖書にも書いてあるのだから。


女性解放によりセックスの解放も進むと婚前交渉による
低年齢での出産が増え、親が高等教育を受けることが出来ず
子育てしながら働かざるを得なくなり、貧困に陥ってしまうという
悪循環が起きているというのは皮肉だなと思う。


[ 2017/07/03 22:33 ] 本・マンガ | TB(0) | CM(0)